10月発売の注目商品、コミック・文庫・単行本・雑誌の新刊ラインナップをご紹介します!

『ハイボールがあれば、この夜は明けない
酒場の探偵酩酊譚』
浅瀬明
宝島社文庫/840円(税込)
10月5日発売
朝まで呑んだことが彼女にバレて、大人気イタリアンを店の前でドタキャンされた仁科。そんな二人のやりとりを盗み聞きしていた、探偵を名乗る山﨑という男に「予約がもったいないから」と押し切られ、食事を共にすることに。だが仁科は、朝から山﨑を数回目撃しており、自分が某かの理由で尾行されていると訝しむ......が、二人は食の好みも息もピッタリ。"にわとり横丁"に呑み直しに行くと、先々の店で不可解な事件が起きていて!?
熟成ベーコンのカルボナーラ、大根のから揚げ、明太もちチーズもんじゃなどとお酒を堪能しながら、探偵たちは、行く先々の店で起きている"消失事件"の解決に挑む! 読み応え抜群の酒場ミステリーです。
《作品一覧》
『卒業のための犯罪プラン』
『誘拐にドライバーはいらない』
(宝島社文庫)

『フロムヴィレッジ』
誉田哲也
光文社/2,200円(税込)
10月21日発売
都内で発生した轢死事件。被害男性が香川県在住であることから、警視庁捜査一課殺人班十一係主任・姫川玲子は四国へ飛ぶことに。被害者は神社を営む旧家・十河家の縁戚者であり、玲子は二つの家系に横たわる世代を超えた暗い因縁を掴む。一方、魚住久江巡査部長らが捜査を続ける東京の捜査本部では、被害者が生前、遺伝子検査機関と密かに連絡を取っていたことが判明し――。
先代宮司の隠された過去とは?消えた家族との関わりは?都会の常識が通用しない捜査の果てに、玲子は一族が抱える恐るべき闇に辿りつく!
圧倒的面白さで新境地を切り拓くシリーズ第11弾!
「勇一君、助けて」
津倉勇一の元にかかってきた一本の電話。一年前に起きた爆破テロ事件で最愛の恋人を亡くし、自身も怪我を負うとともに事件の関与を疑われ、日本を離れた津倉。絶望の底にいた彼に届いたのは、死んだはずの恋人からのSOSだった。彼女は生きているのか。一縷の希望を胸に、真相を探るため極秘で日本へ帰国した津倉だったが、新たな事件に巻き込まれ、警察から追われる立場となり......。
果たして、電話をかけてきた相手は「誰」なのか!?
10/4(日)より、福士蒼汰さん主演でTVドラマスタート!

『海辺のエール』
青山美智子
KADOKAWA/2,310円(税込)
10月19日発売
江ノ電の小さな駅、十六夜駅。鎌倉駅からほど近く、閑静な住宅街にあるその駅には、一人の駅員と一羽の九官鳥「ハッチ」がいた。乗客たちの声を聞き、また別の乗客にその言葉を放つハッチは駅の人気者だ。
人生の折り返し地点で将来に不安を抱くフリーランスの男性、恋人との手痛い失恋に打ちひしがれる女性、怪我で休みを余儀なくされたバスケットボール選手、50代の今も現役でストリップの舞台に立つ踊り子、周囲に馴染めずピアノが生きるよりどころとなっている女子高校生......。
そんな彼らに届くハッチの"言葉"は、誰がどんな想いで発したのか分からないまま、前を向くきっかけをくれる。
生きづらさを抱えたすべての人にエールを贈る、感動の物語です。

『蒼羽さん事件』
呉勝浩
中央公論新社/2,310円(税込)
10月21日発売
ひとりの女子高生が失踪し、腐乱死体となって発見された。複数の援助交際をしていた男が最有力容疑者であったがアリバイが成立、捜査は暗礁に乗り上げる。
未解決のまま約十年後、あるノンフィクション作家がひょんなことから被害者のSNSアカウントらしきものを知る。事件前日の意味深な投稿に着目し、取材を重ねて書き始めるが......。
「この本、出せますか?」

『特別じゃない日 時をむすぶ本 』
稲空穂
実業之日本社/1,298円(税込)
10月22日発売
漫画の話で笑顔になる女子高生、
書けなくなった小説家、
推し作家のために頑張る書店員、
読み聞かせが楽しみな子どもたち、
猫の飼い方を本で学ぶおじさん――。
書店と本がつなげる小さな町の小さな幸せ。

『海へ出でよ』
玉岡かおる
新潮社/2,200円(税込)
10月28日発売
時は幕末。摂州三田藩にある商家の次男・理有の胸を、夷狄の艦隊が襲来したという噂が騒がせる。三田の男たちは、かつて村上水軍を破った日本一の海賊・九鬼一族の末裔なのだ。今こそ海に出るべきと山を飛び出した少年たちを、時代の波が飲み込んでいく......。
神戸港誕生までの軌跡を描く歴史ロマン。


『カフネ』
阿部暁子
講談社文庫/990円(税込)
10月15日発売
※書影は単行本刊行時のものです
最愛の弟が急死した。29歳の誕生日を祝ったばかりだった。姉の野宮薫子は遺志に従い弟の元恋人・小野寺せつなと会うことになる。無愛想なせつなに憤る薫子だったが、疲労がたたりその場で倒れてしまう。
実は離婚をきっかけに荒んだ生活を送っていた薫子。家まで送り届けてくれたせつなに振る舞われたのは、それまでの彼女の態度からは想像もしなかったような優しい手料理だった。久しぶりの温かな食事に身体がほぐれていく。そんな薫子にせつなは家事代行サービス会社『カフネ』の仕事を手伝わないかと提案する。
人生のお守りになる食が繋ぐ愛の物語。

『ある行旅死亡人の物語』
武田惇志・伊藤亜衣
毎日文庫/990円(税込)
10月13日発売
2020年4月。兵庫県尼崎市のとあるアパートで、女性が孤独死した。現金3400万円、星形マークのペンダント、数十枚の写真、珍しい姓を刻んだ印鑑鑑......。記者二人が、残されたわずかな手がかりをもとに、身元調査に乗り出す。舞台は尼崎から広島へ。たどり着いた地で記者たちが見つけた「千津子さん」の真実とは?
はじまりは、たった数行の死亡記事。「行旅死亡人」が本当の名前と半生を取り戻すまでを描いたノンフィクション。

『風に立つ』
柚月裕子
中公文庫/1,012円(税込)
10月21日発売
※書影は単行本刊行時のものです
問題を起こし家裁に送られてきた少年を一定期間預かる制度----補導委託の引受を突然申し出た父・孝雄。南部鉄器の職人としては一目置いているが、仕事一筋で決して良い親とは言えなかった父の思いもよらない行動に戸惑う悟。納得いかぬまま迎え入れることになった少年と工房で共に働き、同じ屋根の下で暮らすうちに、悟の心にも少しずつ変化が訪れて......。
家族だからこそ、届かない想いと語られない過去がある。岩手・盛岡を舞台に、揺れ動く心の機微を掬いとる、圧巻の長編小説です。


『Leaf Autumn 2026』
双葉社/880円(税込)
10月21日発売
すべて読切の小説や、対談・エッセイなどオリジナル企画を贅沢に詰め込んだ新文芸誌、第1号!
芦沢央さん、一穂ミチさん、小田雅久仁さん、佐藤究さん、宮島未奈さんら、計「80」名の創作者が紡ぐ小説や、対談・エッセイなどを収録します。
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