毎週、ブックファーストがおすすめする書籍をご紹介!(8/6更新)
今週のおすすめは、『はじまりのスープ、夏ゼリー』・『ともぐい』・『敗れてもまた走れ』・『タコ セロリ アボカド』・『marnaのある暮らし』の5冊です。

瀬尾まいこ
新潮社/1,870円(税込)
2026年7月29日発売
「おいしい」が、明日の私を連れてくる。
中森リリーは飲食店でバイトをしながら暮らしている26歳。ある日、料理コンテストで会った男にスープを作ってあげたら、突然泣かれてしまって......。
つぶれそうな食堂のオリジナル親子丼。涙が止まらない、海の味のスープ。熱中症を救った牛乳小豆シャーベット。そして、思い出のカラフルゼリー。リリーが作る料理には、人の心をつなぎ直す力があふれている。
読めばきっと、誰かとごはんを食べたくなる、やさしさに満ちた物語です。

河﨑秋子
新潮社/781円(税込)
2026年7月29日発売
己は人間のなりをした何ものか――人と獣の理屈なき命の応酬の果てには。
明治後期、北海道の山中で1匹の犬を相棒に狩猟に生きる男・熊爪。人里に馴染めず山を縄張りとする彼は、冬眠を逃し徘徊する凶暴な熊「穴持たず」に対峙する。
穴持たずとの死闘、そして盲目の少女・陽子との運命的な出会い。獣と人間との境界を超えた理屈のない命の応酬の果て、熊爪が見たものとは。
「生きる」とは何か、という問いに真っ向から挑んだ、圧巻の直木賞受賞作が文庫化!
アシックス創業者 鬼塚喜八郎の情熱 「オニツカタイガー」を創った「靴の鬼才」はなぜ世界と戦い続けたか

財部誠一
NewsPicksパブリッシング/2,420円(税込)
2026年7月31日発売
稀代の経営者はいかに絶望のなかで前を向き、アシックスは世界企業へと飛躍できたのか?
いまや日本が誇るブランドになった「オニツカタイガー」が、アシックス擁するブランドであることは、あまり知られていない。アシックスの源流は1949年、敗戦直後の神戸で鬼塚喜八郎が創業した「鬼塚商会」に遡る。焼け野原のなか裸一貫で靴作りを始め、最初の1足となるバスケットボールシューズに喜八郎は「タイガー」というブランド名をつけた。東京オリンピックで大躍進したオニツカは、その後も海外スポーツメーカーとの死闘を繰り返して飛翔していく。
戦後を代表する稀代の経営者・鬼塚喜八郎に新たな光を当てつつ、理念と戦略のつながり、パーパスの本質、そして私たちが生きる意味までをも描き出すノンフィクション!

長谷川あかり
文藝春秋/1,760円(税込)
2026年7月30日発売
かつて夢中になっていたこと、思春期に思い悩んでいたこと。今まで体験してきたすべてのことがこうして「あのレシピ」に生まれ変わった。
幼少期から食べることが大好きで、子役時代も食欲に抗いながら仕事に打ち込んできた。しかし、高校生になったころからなかなかオーディションに受からなくなり、自分が何を食べたいのか、何なら食べられるのか、それすらわからなくなった。
そんなときにレシピ本に出会い、その世界に魅了された。作りたいレシピの数が増えていくうちに食事をとれるようになり、家族や友人に料理をふるまうようにもなった。
17種の思い出レシピ付き! 「食べること、作ること」に救われてきた著者の人生をひもとく初エッセイ集です。

宝島社/2,799円(税込)
2026年7月27日発売
人気生活雑貨ブランド「marna(マーナ)」初のブランドムック!
1872年に創業されたマーナは、「Design for smile 暮らしを、いいほうへ。」をテーマに、使いやすさと美しいデザインを兼ね備えた生活用品を数多く展開しています。
誌面では、マーナの人気アイテムの魅力や毎日の家事をラクにするアイデア、暮らしを心地よく整えるヒントをたっぷりご紹介します。
特別付録は、人気バッグ「シュパット」の10周年を記念した、リバティとの初コラボレーションによる本誌限定「シュパット」。ここだけの特別仕様ですので、どうぞお見逃しなく!