毎週、ブックファーストがおすすめする書籍をご紹介!(12/3更新)
今週のおすすめは、『』・『人間標本』・『22文字で、ふつうの「ちくわ」をトレンドにしてください』・『シンプルだから悩まない! ワンパターン献立』・『別冊天然生活 やさしいせいろ生活

湊かなえ
双葉社/1,980円(税込)
2025年11月27日発売
夜明け前が一番暗い。だが必ず日は昇る。そこには輝く星がある。
現役の文部科学大臣で文壇の大御所作家でもある清水義之が全国高校生総合文化祭の式典の最中、舞台袖から飛び出してきた男に刺されて死亡する事件がおきた。逮捕された男の名前は永瀬暁、37歳。永瀬は逮捕されたのち、週刊誌に手記を発表しはじめる。そこには、清水が深く関わっているとされる新興宗教に対する恨みが綴られていた。
また、式典に出席していた作家は、永瀬の事件を小説として描く。
ノンフィクションとフィクション、ふたつの物語が合わさったとき見える景色とは⁉

湊かなえ
KADOKAWA/924円(税込)
2025年11月21日発売
人間も一番美しい時に標本にできればいいのにな――。
ひどく損壊された6人の少年の遺体が発見されると、社会はその事件の異様さに衝撃を受けた。大学の生物学科で蝶の研究をする榊史朗は、蝶の世界を渇望するあまり、息子を含む6人の少年たちを手にかけたと独白する。蝶に魅せられ、禁断の「標本」を作り上げたという男の手記には、理解しがたい欲求が記されていた......。
実写ドラマ化で話題! 耽美と狂おしさが激しく入り乱れる、慟哭のミステリーです。

武政秀明
サンマーク出版/1,650円(税込)
2025年11月25日発売
「どこにでもある」を「オンリーワン」にする"短い言葉"の秘密。
(A) 会社員を辞めて農家になった私が育てる野菜
(B) 36歳で会社員を辞めて農家になった私が育てる野菜
たった何文字かの、微妙な言葉の違い。それだけで、見てもらえる、関心を持ってもらえる、選んでもらえる人数は大幅に変わります。本書では、20~30字で相手の心をつかむ「最初の言葉」のコツを紹介。「何を書いていいのかわからない人」「書くことが何もない」と思っている人にも実践的な方法をまとめています。
元大手ウェブメディア編集長が、「読まれた記事」「読まれなかった記事」を分析し、たくさんの人に興味を持ってもらうための「言葉の法則」を教えます。

長谷川あかり
ダイヤモンド社/1,650円(税込)
2025年10月29日発売
ワンパターン=しくみ化で、毎日の献立が超ラクになる!
献立をどう決めて回していくかは、毎日料理する人にとって一番の悩み。料理家・長谷川あかりさんが、日々の買い物やメニュー決め、調理のストレスを最小限にする「ワンパターン献立」を提案します。
【1肉魚+2野菜】のワンパターンで、作るのは2品だけ。具だくさんおかず、スープ、ごはん、めんなど、新しい組み合わせの2品献立を7日×5週=35献立70レシピ+α掲載。
栄養バランス、見栄え、おいしさを追求したレシピは、そのままマネするだけで、シンプルで豊かな食卓があっという間に完成します。

扶桑社/1,540円(税込)
2025年11月17日発売
これ1冊あれば、せいろの魅力と料理を堪能できる!
雑誌『天然生活』で人気の料理家、飛田和緒さん、真藤舞衣子さん、長谷川あかりさんの3名に、せいろのある暮らしと、せいろを使ったやさしいレシピをうかがいました。
真藤さんが愛用のせいろ職人の工房を訪ねてせいろの魅力を紹介するコラムや、台所料理専門店・キッチンパラダイスの田中文さんが教えるせいろの基本的な使い方や専門的な知識など、レシピ以外の記事も充実!
さまざまな角度から、せいろの魅力を伝えます。