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今週のおすすめ(9/5更新)

2025.09.05
おすすめ書籍

毎週、ブックファーストがおすすめする書籍をご紹介!(9/5更新)   
今週のおすすめは、『白魔の檻』・『プラハの古本屋』・『キーエンス 最強の働き方』・『旅の記憶』・『ユリイカ 2025年9月号  特集=あらゐけいいち』の5冊です。

白魔の檻

山口未桜
東京創元社/1,980円(税込)
2025年8月29日発売

デビュー作『禁忌の子』に連なるシリーズ第2弾! 

研修医の春田は実習のため、過疎地医療協力で派遣される城崎と共に山奥の病院へと向かう。ところが、2人が辿り着いた直後、病院一帯は濃霧に覆われ誰も出入りできない状況になってしまう。さらに、院内で変死体が発見され、大地震の影響で病院の周囲には硫化水素ガスが流れ込み......そんな極限の状況下で不可能犯罪が発生する。

過疎地医療の現実と、災害下で患者を守り共に生き抜こうとする医療従事者たちの極限を描いた本格ミステリーです。

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プラハの古本屋

千野栄一
中央公論新社/1,155円(税込)
2025年8月21日発売

本と、ビールと、友情と。

社会主義国の古本屋では、良い本は店頭より奥にしまい込んである。店主と打ち解け、バックヤードに入れるかどうかで勝負が決まる――戦後第1回目の交換留学生としてプラハに降り立ったときから10年間、古書を探さない週はなかったという言語学者が、本と出逢う喜び、愛すべき店主たちとの交流をユーモラスに語る。

1987年に刊行された、文化・言語に対する深い洞察とあたたかいユーモアに彩られた名エッセイが時を経て文庫化!

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キーエンス 最強の働き方

新人からベテランまで、最短で成果を最大化するシンプルなルール

齋田真司
PHP研究所/1,870円(税込)
2025年9月1日発売

「伝説の営業マン」が教える、仕事どころか人生までうまくいく41のコツ!

日本を代表する高収益企業のキーエンスで、「同期ビリ」だった著者が「伝説の営業マン」に上り詰めることができたのはなぜか。
本書では、著者がキーエンスで叩き込まれた「仕事の基本」に加え、独自に開発した「愛され力」を紹介。「商品にキャッチフレーズをつける」「相手との間に資料を置く」といった新人~ベテラン問わず真似できる"ひと工夫"から、リーダー向けの心がけまで、営業の現場はもちろん、職場やプライベートでも役立つテクニックが満載です。

「基本スキル」×「愛され力」で、最短で成果を出し続けられる人になろう!

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旅の記憶

おいしいもの、美しいもの、大切なものに出会いに

有元葉子
講談社/1,980円(税込)
2025年8月21日発売

「違う生き方もあるかもしれない。そんな気持ちにさせてくれる旅が好きです」

料理家・有元葉子さんが語る"おいしい話"に触発されて旅に出たという人は数多くいるのではないでしょうか。でも実は有元さんが料理家として働き出したのも、ひとり旅をスタートさせたのも50代から。
子育てが落ち着いてきて、旅に出るのは今だと出かけた秋のパリ。家を持つまでにいたったイタリアで一枚ずつ集めてきたヴィンテージのリネン。初めてのひとり旅や、これまでに旅した数々の国の思い出を振り返る、著者初の旅エッセイ集です。

同じ時代を生きる女性にとって、多くのヒントが詰まっています。

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ユリイカ 2025年9月号  特集=あらゐけいいち

青土社/2,090円(税込)
2025年8月27日発売

『日常』『CITY』『雨宮さん』......(非)日常を空想するマンガ。

あらゐけいいち氏は、シュールで爆発的なギャグとかわいらしくポップな筆致において唯一無二の世界観をつくりあげる。意識的に詰め込まれたパロディ、あるいは「すきなもの」のへの惜しみない愛情により構成されたそれは、どこから生まれ、広がりゆくのか。
代表作『日常』をはじめ、『Helvetica Standard』、『雨宮さん』、そしてTVアニメ放送中の『CITY』といった作品群で非日常を描き続ける漫画家の営為とおよそ20年の足取りを振り返り、その表現と創作を見つめ直す特集です。

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