毎週、ブックファーストがおすすめする書籍をご紹介!(11/7更新)
今週のおすすめは、『禁忌の子』・『たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店』・『なぜ、愛は毒に変わってしまうのか』・『見て触って向き合って』・『47都道府県、おいしいもの図鑑。』の5冊です。
山口未桜
東京創元社/1,870円(税込)
2024年10月10日発売
「俺たち」は誰なんだ――。
救急医・武田の元に搬送されてきた身元不明の溺死体は、自分と瓜二つだった。彼はなぜ死んだのか、そして自身との関係は何なのか、武田は旧友の医師・城崎と共に調査を始める。しかし鍵を握る人物に会おうとした矢先、相手が密室内で死体となって発見されてしまう。自らのルーツを辿った先にある、思いもよらぬ真相とは。
過去と現在が交錯する、医療×本格ミステリー!
長月天音
角川春樹事務所/792円(税込)
2024年10月15日発売
思い出と美味しさが満ちた店にようこそ。
銀座のはずれにある、ちょっと変わった「ちぐさ百貨店」。ハンドメイドの一点物アクセサリー、親子をつなぐつげ櫛、季節外れのスノードーム、店頭に飾られた鯛の木型。所狭しと並べられたこだわりの品々と美味しいたい焼きが、店を訪れた人々の心を癒やしていく――。
思わず食べたくなるたい焼きの魅力と、銀座の街の人々の温かい交流を描いた再生の物語です。
中野信子
ポプラ社/1,540円(税込)
2024年10月24日発売
家族についての悩みはあなたのせいではありません。
親の価値観から抜け出せない、三つ子の魂は変えられないのか、毒親育ちの宿命から解放されるには......。日本の殺人事件のうち、実に55%が親族間殺人。殺人事件の件数は減っているのに、家族間の憎しみは増えている。距離が近い分憎しみが増していく、「家」という組織の中で一体何が起こっているのか?気鋭の脳科学者が、ついに「パンドラの箱を」開ける!
年々関心が高まる「毒親」について、脳科学の観点から読み解きます。
自分らしく着る 生きる
大草直子
マガジンハウス/1,650円(税込)
2024年10月16日発売
シミもシワも贅肉も嫌いじゃない。
体や体調が変化を遂げる40代50代こそ、おしゃれもゆっくりに――。
素材にこだわり、色や光や質感を重視し、スキンケア・下着選び・メイク・スカルプケアを見直す。ファッションエディター、スタイリストとして幅広く活躍する大草直子さんが、日々更新中の大人のTIPSを本音で明かします。
歳を重ねることの歓びが詰まったエッセイです。
マガジンハウス/1,579円(税込)
2024年10月15日発売
あらゆる県のあらゆる町に、まだまだ知らないおいしいものが待っている!
伝統的な郷土料理、地元で愛されるB級グルメ、新進気鋭のレストランのコース、本格的な異国料理、おいしい喫茶とスイーツ。47都道府県の食通たちが、それぞれの土地の今行くべきグルメエリアをピックアップ! 在住者の目線で「おいしい地元案内」を披露します。
新しいもの、昔ながらのもの、季節限定のものなど、そこに行かなければ味わえない美食ばかり。旅のガイド本としても活躍するグルメ図鑑です。