毎週、ブックファーストがおすすめする書籍をご紹介!(9/12更新)
今週のおすすめは、『穢れた聖地巡礼について』・『この部屋から東京タワーは永遠に見えない 』・『ドンキはみんなが好き勝手に働いたら2兆円企業になりました』・『わたしの芝を青くする』・『Tarzan特別編集 野菜と魚の賢い摂り方』の5冊です。
背筋
KADOKAWA/1,430円(税込)
2024年9月3日発売
"げんきなあなたがうまれます"
フリー編集者の小林が出版社に持ち込んだのは、心霊スポット突撃系YouTuberチャンイケこと、池田の『オカルトヤンキーch』のファンブック企画。しかし、書籍化企画を通すには今のチャンネル登録者数では心許ない。企画内容で勝負するべく、過去に動画で取り上げた心霊スポットの追加取材を行うことに。池田と小林はネットなどで集めた情報をもとに、読者が喜びそうな考察をでっちあげていく――。
今、ホラー小説界で最も注目を浴びている背筋さんの新刊です。
麻布競馬場
集英社/638円(税込)
2024年8月21日発売
東京に来なかったほうが幸せだった?
有名大学への進学、一流企業への就職、タワマンでの生活。地方から上京した男女の「東京」暮らしの現実を描く、虚無と諦念のショートストーリー集。
手に入れるはずの幸せを見失い、もう戻れない諦めの先に、それぞれが見るものは――。
都市で暮らす人々の格差や嫉妬心を描写する「タワマン文学」の先駆者によるデビュー作が文庫化。
吉田直樹/森谷健史/宮永充晃
日経BP/1,980円(税込)
2024年8月29日発売
「売上高2兆円超・35期連続増収」を達成した成長力の真実。
総合ディスカウント店「ドン・キホーテ」の根幹を支えるのは、「顧客最優先主義」と「権限委譲」。それらをグループに根付かせ実行するための人材育成は、すべてが型破りで"非常識"。恐らく決してまねすることのできないこの「ヘンなカイシャ」の実態について、同社CEOと、躍進の原動力となったPB「情熱価格」担当役員、博報堂のクリエイティブディレクターが赤裸々に明かします。
幅広い業種・業界の経営者やビジネスパーソンに示唆を与える、型破りなマネジメントの書。特製ドンペンシール1枚付き(全5種類)!
asako
扶桑社/1,650円(税込)
2024年8月28日発売
「自分らしくある」ためのこころの整理術。
社会・家庭での役割のために、「今」の暮らしを継続するために、感情を押し殺したり、問題に蓋をしたりしていませんか?しかし、感情に向き合うことを避けていては、こころから満足のいく自分にはたどりつけません。
YouTubeで暮らしを綴る動画が人気の著者が実践してきた、定期的に自分自身を見返すためのノート術や、健やかな自分でいるためのこころがけを紹介します。
自分の「こころ」に焦点を合わせ、隣の芝が気にならないほど「自分らしさ」を肥やしましょう!
マガジンハウス/1,200円(税込)
2024年8月29日発売
あなたは昨日、何を食べましたか?
低糖質&低カロリーで、生活習慣病のリスク低下や老化防止に役立つという報告もある野菜。低脂質で高タンパクなだけでなく、EPA、DHA、アスタキサンチンなどの栄養がこれでもかというほど詰まっている魚。カラダにいいとわかっているけれど、野菜も魚も食べていない。それはかなりもったいない話なのです。
本書では、1日の摂取量350gを目指すベジ活と魚食の上手な取り入れ方に加え、腸内環境を改善させる食物繊維の栄養解説と簡単にできるレシピをたっぷりご紹介。
食べるだけで健康になれるなんて、こんなオイシイ話、見逃す手はありません!