RECOMMEND おすすめ
今週のおすすめ(4/30更新)
毎週、ブックファーストがおすすめする書籍をご紹介！(4/30更新)
今週のおすすめジャンルは、文芸・文庫・ビジネス・実用・ムックです。
長い読書
島田潤一郎
みすず書房/2,530円(税込)
2024年4月18日発売
「本を読みなさい。
ぼくのまわりに、そんなことをいう人はいなかった。」
吉祥寺でひとり出版社「夏葉社」をつくり、全国にファンをもつ著者が、本と過ごした時間を語る散文集。うまく本が読めなかったあの頃から、毎日子育てをしながら本を作り、読書を続ける現在まで。本に対する憧れと、こころの疲れ。やるせない感情を励ました文体の力。仕事仲間の愛読書に感じた、こころの震え。子育て中に幾度も開いた大切な本...。
これまで本と過ごした生活と、いくつかの忘れがたい瞬間について考え、描いた37篇のエッセイを収録。
エンド・オブ・ライフ
佐々涼子
集英社／858円(税込)
2024年4月19日発売
「命の閉じ方」をレッスンする。
200名の患者を看取ってきた友人の看護師が病を得た。「看取りのプロフェッショナル」である友人の、自身の最期への向き合い方は意外なものだった。残された日々を共に過ごすことで見えてきた「理想の死の迎え方」とは。
取材に取り組むきっかけとなった著者の難病の母と、献身的に介護する父の話を交え、7年間にわたり見つめてきた在宅での終末医療の現場を静かな筆致で描きます。
自身や家族の終末期のあり方を考えさせてくれるノンフィクションです。
あなた次第でこの世界は素晴らしい場所になる
ひすいこたろう
ディスカヴァー・トゥエンティワン／1,760円(税込)
2024年4月19日発売
解釈ひとつで、世界は変わる。
仕事で成果が出ない、楽しみにしていたレストランが閉まっていた、職場や学校に嫌いな人がいる......など、人生には、面白くないことが、たくさん起こります。
でも、それって本当にどうにもならないことでしょうか？
本書では、日常のよくあるシーンを例に、どこにフォーカスすると人生がもっと面白くなるか、その視点の持ち方を70個ご紹介。俯瞰して自分の人生を眺め、新しい自分に出会える「ものの見方」ガイドブックです。
著者の原点とも言える『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。1秒でこの世界が変わる70の答え』を再編集した改訂版です。
日本ビール検定公式テキスト(2024年4月改訂版)
一般社団法人 日本ビール文化研究会
翔泳社／1,848円(税込)
2024年4月22日発売
ビールがもっと好きになる！ビア検公式テキスト！
ビールの歴史・製法・原料・種類などの基礎知識から、おいしく飲むための方法・豆知識まで、ビールについて楽しく学べる内容です。オールカラーのイラスト・図版でわかりやすく、試験対策に役立つ過去問も充実！
面白コラムも盛りだくさんで、読み物としても楽しめます。
湯浅学：監
ステレオサウンド／2,750円(税込)
2024年3月28日発売
ジャパニーズ・ポップスの金字塔「EACH TIME」、40周年盤の音の魅力に迫る。
これまで節目ごとに再発されてきたアルバム「EACH TIME」は、その都度収録曲が異なり、曲順も変更されるなど全体像がヴェールに包まれてきた。40周年盤の13曲はすべて初出となるミックス違いであり、過去の作品との音の違いを掘り下げます。
稲垣潤一さんら本作に携わったミュージシャンのインタビュー、ストリングス・アレンジを担当した井上鑑さんと音楽評論家・湯浅学さんの試聴対談など、読みどころ満載！
本書を読めば、「EACH TIME」のサウンド・マジックを深く理解し、いっそう愉しめることでしょう。