毎週、ブックファーストがおすすめする書籍をご紹介!(4/24更新)
今週のおすすめジャンルは、文芸・文庫・ビジネス・実用・ムックです。
浅倉秋成
KADOKAWA/1,870円(税込)
2024年3月26日発売
〈家族の嘘〉が暴かれる時、本当の人生が始まる。
実家を取り壊し、家族バラバラに転居することになった喜佐家一同。しかし、引っ越しの準備中、ニュースで見た「青森の神社から盗まれたご神体」らしきものが倉庫から見つかる。返却するため、ご神体を車に乗せて青森へ出発する一行。
犯人は誰なのか? 疑心暗鬼の中、次男・周はいくつかの違和感に気づく。
二度読み必至のどんでん返しミステリーです。
津村記久子
双葉社/748円(税込)
2024年4月10日発売
小さな出来事とその連鎖が、人生を変えていく。
とある町の路地を挟んで十軒の家が立ち並ぶ住宅地。そこに、地元出身の女性受刑者が刑務所から脱走したとのニュースが入る。自治会長の提案で、住民は交代で見張りをはじめるが......。
妻に出て行かれた父子家庭、自分で家事をせざるを得ない幼い姉妹、鬱屈を抱えた一人暮らしの男、息子を監禁しようとする夫婦、祖母が圧政を敷く三世代同居の家など、住民たちはそれぞれに問題を抱えていた。
事件を通じて交流していく人々の生活と心の中を描く長編小説です。
野村裕之
ダイヤモンド社/1,980円(税込)
2024年3月27日発売
読むほどに賢くなる!最高の知的トレーニング。
論理的思考問題とは、知識や計算を必要とせず、「考える力」さえあれば正解を導ける問題のこと。古典的名作からSNSで度々"バズる"話題作まで、世界中から集めた「考える力」を養う67問を収録。たとえ解けなくても、解説を読んで理解するだけで「思考回路」が構築されていきます。
これまでの正解が通用しない時代、ちゃんと考える力こそ、一生モノの武器になります。さぁ、世界のエリートがたしなむ問題解決の訓練に挑んでみましょう。
~英国紳士がたしなむ幻の武術~
エドワード・W.バートン=ライト/新美智士:監
平凡社/2,420円(税込)
2024年3月22日発売
ホームズを救った幻の護身術とは?
名探偵シャーロック・ホームズが宿敵モリアーティ教授とライヘンバッハの滝で対決した際に披露した伝説の格闘術バリツ(Baritsu)。
そのルーツは、イギリス人のエドワード・W.バートン=ライトが日本の柔術にボクシング、サバット、ステッキ術を組み合わせて生み出した護身術「バーティツ(Bartitsu)」ではないかと言われている。「厄介者を部屋から追い出す」、「軽い杖や傘しか持っていないのに、頑丈な杖を持つ相手に襲われたなら」など、英国紳士ならではの技の数々を掲載。
1899~1900年に発表された120点を超える写真と文章をそのままに、一挙紹介します。
マガジンハウス/1,880円(税込)
2024年4月8日発売
暮らしや生き方にまつわる本との出会いは、かけがえのない大切なもの。住まいやもの選び、料理の本、そこから得た発見は生活の糧となり、日々に心地よい変化をもたらしてくれます。
ライフスタイル誌「&Premium」に掲載された記事の中から、角田光代さん、ヤマザキマリさんら本好き75人が厳選した全246冊を掲載。
何度でも読み返したくなる1冊、心をふるわせた読書体験など、「読書」にまつわるストーリーと併せてご紹介します。