book1st新宿店TOP

ブックファースト新宿店ブログ

西新宿徒然日記~其18~2011年11月8日 Kの巻

2011年11月08日

9月なのにまだまだ暑いですね・・・・・と前回、書いてから早や2ヶ月弱。

ホントにお久しぶりの近刊紹介となります。

     今月1日に ン十回目の誕生日を迎え、心機一転「継続は力なり」と

     思い直してみたモノの、もう1週間経ってしまいました。

     肩の力を抜いて、またぼちぼち 皆様に本を紹介してまいります。

本日は、みすず書房の近刊をご紹介

まずは、創立65周年企画の新シリーズ 『始まりの本』シリーズ

手元の『始まりの本』シリーズのフライヤーの冒頭にこうあります

   始まりとは始原(オリジン)。

   そこから生い育つさまざまな知識の原型が、

   あらかじめ潜在しているひとつの種子である。

   新たな問いを発見するために、いったん始原へ立ち帰って、

   これから何度でも読み直したい現代の古典。

   未来への知的冒険は、ふたたびここから始まる!

知が錯綜し、新たな展望を示せない不透明な今の時代に、

だからこそ(始まり)に立ち帰って、未来への指針を与えるために、

これからも読み継がれていく既刊書、今後基本図書となっていくであろう新刊書で

構成されています。

第1回目は、明後日11月10日発売予定。同時6冊の刊行です。

『臨床医学の誕生』ミシェル・フーコー 神谷美恵子訳/3,990円(税込)

  人間が自らの個体を知の対象とする臨床医学は、いかにして誕生したのか。

  「言葉と物」の先駆をなす、初期フーコーの代表作。

『二つの文化と科学革命』チャールズ・P・スノー 松井巻之助訳/2,940円(税込)

  科学と文化を語る必須文献で科学社会学が精緻化された現在も、常にルーツとして

  参照される名著。70頁の新解説を付す。

『天皇の逝く国で 増補版』ノーマ・フィールド 大島かおり訳/3,780円(税込)

  沖縄国体で日の丸を焼いた知花昌一、殉職自衛官の夫の靖国神社合祀に反対した

  中谷康子、天皇の戦争責任を明言して狙撃された長崎市長の本島等。

  体制順応という「常識」に坑った三人の日本人が登場人物。

『可視化された帝国 増補版』原 武史/3,780円(税込)

  昭和初期に成立をみる「国体」の視覚化と、「想像の共同体」確立に至る「戦中期の

  (時間支配)」を補論に収める主著完全版。

『哲学のアクチュアリティ』テオドール・W・アドルノ 細見和之訳/3,150円(税込)

  初期アドルノの根幹であり、現代思想の原点をなす1920年代の画期を伝える

  重要な二講演「哲学のアクチュアリティ」「自然史の理念」を軸に、初めての邦訳

  「哲学者の言語についてのテーゼ」、長短44の断片「音楽のアフォリズム」を収録。

  初の書籍化。

『進歩の終焉』ガンサー・S・ステント 渡辺格・生松敬三・柳澤桂子訳/2,940円(税込)

  成長を前提としない社会のあり方が模索されている現在を、1960年代に予言していた

  刺激的な文明論。

以後、次のような作品が予定されています。

『アウグスティヌスの愛の概念』ハンナ・アーレント 千葉眞訳

『天皇制国家の支配原理』藤田省三

『チーズとうじ虫』カルロ・ギンズブルグ 杉山光信訳

『知性改善論・短論文』バールーフ・デ・スピノザ 佐藤一郎訳

『ノイズ』ジャック・アタリ 金塚貞文訳

『政治的ロマン主義』カール・シュミット 大久保和郎訳