2023/06/06更新
私は“善人”か。それとも“悪人”か。
「ねえ……あそこに誰かいない?」全校生徒が集合する避難訓練中、学校一の人気教師が屋上から飛び降りた。誰もが彼の自殺を疑わず悲しみにくれるなか、「私が先生を殺した」というメッセージが見つかり、状況は一変する。
語り手が次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りに……。秘められた真実が切なく心をしめつけるミステリーです。
(2023年5月1日発売)
ここは、子どもたちが残り少ない人生を「深く生きる」ための場所。
難病の子供に苦しい治療を強いるのではなく、家族や友人との思い出作りを手助けする、日本初の民間小児ホスピス「TSURUMIこどもホスピス」。設立に向けて奮闘した医師、看護師、保育士たち。そして自分の尊厳を守り、自分の人生を生きるために声を上げた子供たちの感動の記録です。
(2023年4月27日発売)
笑えて泣ける、岸田家の情報過多な日々の出来事。
車いすユーザーの母、ダウン症で知的障害のある弟、ベンチャー起業家で急逝した父。一見すると怒濤のような人生を、疾走感あふれるリズミカルな文章で、軽やかに、ユーモラスにとびこえる。
かきたし原稿「表紙の絵の味」と、作家・一穂ミチさんの解説でパワーアップ!大反響を呼んだエッセイ集が遂に文庫化!!
(2023年4月6日発売)
狂信と暴力をまとった、慟哭の黙示録。
病気の母親を亡くし、父親がそのあとを追って自殺した後、祖母に引き取られて育ったアーヴィン。亡父にまつわるトラウマを抱えながらも、家族を護ろうともがく彼の運命は、欲望にまみれた牧師、殺人鬼夫婦、悪徳保安官らの思惑と絡み合い、暴力の連鎖へと引きずり込まれていく。
F・オコナー、J・トンプスンを凌駕する、ノワール文学の最終到達点です。
(2023年4月26日発売)
10万桁まで円周率を求めよという秦の始皇帝の命を受け、荊軻は300万の兵による人列計算機を起動した――「円」、貧村で子どもたちの教育に人生を捧げてきた教師の“最後の授業”が驚愕の結果をもたらす――「郷村教師」など、中国SF界の至宝・劉慈欣氏による精髄13篇。
文庫版付録に、劉慈欣氏と翻訳家・大森望さんの対談を収録しています。
(2023年3月8日発売)
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