2011/06/10更新

日本人の誇り

藤原 正彦

文藝春秋/819円(税込)

藤原正彦さんの昭和史に対する持論を踏まえた上での、日本人へ向けたメッセージが綴られています。歴史認識については様々な観点から推測されることもあり、人によって捉え方も変わってきます。よって読者に支持される事柄もあれば、批判される部分も多数出てくることを、藤原さん自身が自覚されています。それでもなお、本書を出したいと思った気持ちというのは、藤原さんの持つ日本を誇りに思う気持ちの表れではないでしょうか。「歴史は人間や国家が当時の考えや価値観で導いた結果であるから、現代の私たちが判断したり卑屈になったりするよりも、歴史を受け止め、日本人という民族を、日本という国家をもっと誇りに思い自信を持とう!」そう力強く語りかけられているような1冊です。

(阪急西宮ガーデンズ店/新書担当 岸田のおすすめ 2011.06.10)

気持ちが楽になるスヌーピー

チャールズ・M・シュルツ:著/谷川 俊太郎:訳

祥伝社/819円(税込)

なんだか元気が出ないなぁという時にリラックスさせてくれるのが本書です。自分に自信がなくて落ち込みがちなチャーリー・ブラウンはルーシーに愚痴を聞いてもらって楽になったり、スヌーピーは赤い屋根の上で空を見上げることで元気になったり…ピーナッツの仲間たちがどうしたら気持ちが楽になり、前を向いて暮らせるのか?のヒントをくれます。4コマで繰り広げられるのに奥が深く、笑わされたり和んだり!癒しの1冊としてぜひどうぞ。

(阪急西宮ガーデンズ店/新書担当 岸田のおすすめ 2011.06.10)

日本神話とアンパンマン

山田 永

集英社/714円(税込)

この度の東日本大震災では、アンパンマンのアニメ主題歌の前向きな歌詞に勇気付けられた、と語る人をニュースで目にしました。日本中が揺れ動いている今、日本のルーツである日本神話(主に古事記)とそのアンパンマンにはどんな関係があるのか?本書では登場人物、舞台、などアンパンマンと古事記の類似点を指摘します。納得できる点も多く、やなせたかしさんはすごい人だ!!という感慨をあらたにしました。古事記の入門書として読むことも出来ます。八百万の神々の国である日本に更なる愛着がわく1冊です。

(阪急西宮ガーデンズ店/新書担当 松本のおすすめ 2011.06.10)

仕事に効く「断捨離」

やました ひでこ

角川マーケティング/819円(税込)

やましたひでこさんの断捨離の仕事バージョンが発売となりました!!書類や名刺など職場のモノだけではなく、人間関係がぎこちない、上司や部下が好きになれないといった人にまで断捨離はその効果を発揮するようです。前回はどちらかというと家の片付け中心の内容だった為、今回はビジネスマンの方にぜひ!!実際私自身も前作を読んで家の中の大量のゴミを処分することができました。(10年モノの粗大ゴミを含む)同時期に発売された著者の新刊「俯瞰力」とともにお勧めします。

(阪急西宮ガーデンズ店/新書担当 松本のおすすめ 2011.06.10)

ジーパンをはく中年は幸せになれない

津田 秀樹

アスキー・メディアワークス/800円(税込)

最初に大きく目に飛び込んでくる帯の一文、「ムッとしないでまず読んでほしい」が素晴らしいです。タイトルからよくある中高年向けのファッション指南書と思いきや、実際は無意識に人がしてしまいがちな錯覚や勘違い、それに伴って起こる心の危機が色々と説明されています。タイトルも魅力的です。「成功してもこころがみたされない」「1番好きなものを、なぜか選べない」「親切にしすぎると仕返しされる」どうですか?思い当たることはありませんか?ジーパンが中年になると似合わないから不幸なのではなく、中年になってもなおジーパンに象徴される若さにしがみついていることが不幸なのだとこの本では説明します。身も蓋もないですが中高年の方でなくてもためになる本だと思います。

(阪急西宮ガーデンズ店/新書担当 松本のおすすめ 2011.06.10)