2011/10/10更新

橋本治と内田樹

橋本 治/内田 樹

筑摩書房 /840円(税込)

文学、歴史、芸能、教育問題等々話題が多岐にわたった対談集。
「源氏物語は中高年になってから読むとおもしろい」「豆腐とか牛丼を輸出するというのと、多神教を輸出するのはおなじかもしれない」など、読むと世界の見方が変わってくるかも?

(宝塚店/文庫担当 岩藤のおすすめ 2011.10.10)

史実を歩く

吉村 昭

文藝春秋 /560円(税込)

その時代、その事件を実際に目にしてきたかのような吉村昭の歴史小説が、いかに緻密な史実調査や取材を経てかかれているかがわかる一冊。
吉村作品を読んだ人は、新たな事実やエピソードを楽しむことができ、再読したくなること必至。
作者の真摯な人柄が伝わってくる素敵なエッセイです。

(宝塚店/文庫担当 岩藤のおすすめ 2011.10.10)

探偵はバーにいる

東 直己

早川書房 /798円(税込)

「水曜どうでしょう」で大人気の大泉洋さん主演で映画化が決定した、「すすきの探偵」シリーズ第一弾です。北海道の繁華街「すすきの」で、便利屋稼業を営んでいる「俺」のもとに転がり込んできた、ちょっと面倒くさい依頼。けれどそれが思わぬ様相を見せ始め、否応なく「俺」は渦中に巻き込まれてゆく。軽薄を気取った口調の便利屋(探偵?)の話なのに、実は骨太ハードボイルド。「軽い話は苦手」と敬遠しているなら勿体無い! お薦めの1冊です。

(池田店/文庫担当 佐藤のおすすめ 2011.09.10)

旅の理不尽 - アジア悶絶篇 -

宮田 珠己

筑摩書房/714円(税込)

自称「真面目で素敵なサラリーマン」だった筆者が、有給その他を使い倒してアジア漫遊を決行。トルコでボられ、ベトナムでナンパされ、ベトナムで使いっ走りにされ、ブータンで幸運のお札をもらい、「常ならぬ」旅を体当たりで面白可笑しく楽しんだ、抱腹絶倒爆笑必至の珍道中記です。最近あんまり笑ってないなというかたや、肩の凝る本はどうも…、というような方にお薦めです。

(池田店/文庫担当 佐藤のおすすめ 2011.09.10)

心星ひとつ - みをつくし料理帖 -

高田 郁

角川春樹事務所/620円(税込)

美味しい料理はどうしてこんなに人を幸せにするのか…読むと何時もほっこり優しい気持ちになってしまう、大人気シリーズ第6巻です。今度の主人公は人生最大かつ最難関の決断を迫られます。恋を取るのか料理を取るか、どうしちゃうんだ、どうなっちゃうんだと最後の1行まで目が離せません。友情あり恋あり人情あり、そして巻末の「澪の料理帖」も毎回楽しみな1冊。もう続きの巻が待ち遠しくてなりません。お薦めです。

(池田店/文庫担当 佐藤のおすすめ 2011.09.10)