2011/08/10更新

困ってるひと。

大野 更紗

ポプラ社/1,470円(税込)

現代社会において、先行き不安な人は多くなっています。そんな人におすすめな1冊です。タイトルの通り「困ってるひと」が読むための本。

(デュー阪急山田店/文芸書担当 関浦のおすすめ 2011.08.10)

「また、必ず会おう」と誰もが言った。

喜多川 泰

サンマーク出版/1,470円(税込)

17歳の主人公和也が、一人旅の途中に“偶然”出会う様々な人間との“必然”的な出来事を描いた青春小説。たくさんの人間と接する中で「自分」の価値観、生き方を決めていくのは難しい。和也が様々な人たちと出会い、その数だけ違った「生き方」があると知って自分自身と向き合う様は、読んでいるこちらまで和也と旅し、成長しているような気持ちになります。自己啓発本としてもオススメできる、まさに「人生を変える1冊」です。

(三宮店/文芸書担当 山下のおすすめ 2011.07.10)

ピエタ

大島 真寿美

ポプラ社/1,575円(税込)

今注目の作家・大島真寿美が18世紀ヴェネツィアを舞台に史実を織り交ぜて描く傑作長編。40年間も孤児院で過ごしてきたエミーリアのもとに恩師ヴィバルディの訃報が届くところから物語は始まります。18世紀のヴェネツィアが舞台であっても、不安や後悔、どうしようもない苦悩を抱えて生きる登場人物の姿は、まさに今の私たちにも重なります。繊細な文章で描かれる人間模様と音楽の調和に、思い切り浸って下さい。

(三宮店/文芸書担当 山下のおすすめ 2011.07.10)

WORLD WAR Z

マックス・ブルックス:著/浜野 アキオ:訳

文藝春秋/2,100円(税込)

舞台は死者が蘇って大混乱となったゾンビ戦争終結から10年後。 どんな世界になっているか、人間(生存者)はどうなっているか。インタビュー形式で細部の描写が甘い感じもしますが、想像で十分補うことができます。映画化も決定しており、非常に楽しみです。

(三宮店/店長 北浦のおすすめ 2011.07.10)

アンダー・ザ・ドーム(上)(下)

スティーヴン・キング:著/白石 朗:訳

文藝春秋/各2,900円(税込)

ホラー作品は、結局何が恐ろしいかと言うと、人間が一番恐ろしいという事実を思い知らされること。スティーヴン・キングはその恐ろしさを無理やりにでも教えてくれます。外部から遮断され閉ざされた空間や異常な状況下における群像劇という設定は、キングの得意とするジャンル。 映画でも『THE MIST』なんかでスーパーマーケットから出るに出られない人たちの行動を描いていました。今作はページ数でも非常に読み応えがありますが、人間の恐ろしさと人間賛歌両方を胸に読み進めることが出来るはずです。

(三宮店/店長 北浦のおすすめ 2011.07.10)