2011/11/10更新

要介護探偵の事件簿

中山 七里

宝島社/1,500円(税込)

本作は、このミステリーがすごい大賞を受賞した『さよならドビュッシー』のスピンオフ作品。前作では脇役ながら際立つ存在感のあったおじいちゃん、香月玄太郎。今作ではその玄太郎おじいちゃんを主人公とした、短編連作仕立てとなっています。また、そのキャラの強さを借りずとも、各章のしっかりとしたストーリー展開は、著者の作品を初めて読まれる方も楽しめる内容。是非ご一読を。

(ルミネ川越店/文芸書担当 久野田のおすすめ 2011.11.10)

犯罪

フェルディナント・フォン・シーラッハ:著/酒寄 進一:訳

東京創元社/1,890円(税込)

元弁護士の著者が書いた本作。著者の人柄か、淡々と丁寧な文章で構成された短編11作。どの主人公にも愛しさを感じ、作品に引き込まれます。長編小説が楽しみな作家に出会えたことは幸福です。

(梅田店/文芸書担当 高橋のおすすめ 2011.10.10)

ジェノサイド

高野 和明

角川書店/1,890円(税込)

内容のことはさておき、この作品は作者の長年の執筆活動が結実したものです。
著者も語るとおり、「これでもかというほど詰め込まないと面白くならない」という言葉に偽りはありません。
年末の文芸賞レースに入ること間違いなし!!

(梅田店/文芸書担当 高橋のおすすめ 2011.10.10)

かんさい絵ことば辞典

ニシワキ タダシ:著/早川 卓馬:コラム

ピエ・ブックス/998円(税込)

関西弁に関する本は多々ありますが、この本ほどわかりやすさと実用性とクスッと笑いが融合した作品はありません。関西の人には、これも関西弁といい驚きも多いかと。
その他の方には、関西弁の魅力をわかりやすく伝える内容です。

(梅田店/文芸書担当 高橋のおすすめ 2011.10.10)

日本人なら知っておきたい日本文学  - ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典 -

蛇蔵/海野 凪子

幻冬舎/945円(税込)

名前だけ知ってるんだけど・・・という古典の登場人物というのは皆様多いのではないでしょうか?
紫式部・清少納言・藤原道長などなど・・・。手軽にわかりやすく学ぶことのできる本作。
ぜひシリーズ化して、古典以外も出して欲しいところです。

(梅田店/文芸書担当 高橋のおすすめ 2011.10.10)