2011.12.19~2011.12.25

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名もなき毒

宮部 みゆき

文藝春秋/890円(税込)

世界は毒に満ちている。かくも無力な私たちの中にさえ

新しいアルバイトの女はトラブルメーカーだった。杉村三郎は解雇された彼女の連絡窓口になる。折しも街に無差別連続毒殺事件が……

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楊令伝(7) - 驍騰の章 -

北方 謙三

集英社/630円(税込)

楊令と、童貫。雌雄を決する戦いが始まる。
童貫率いる禁軍が、ついに梁山泊討伐に出動する。梁山泊は、頭領・楊令を中心に結束を強め、迎え撃つ準備をかためた。緒戦は童貫の部下・岳飛軍と、梁山泊の花飛麟軍が激突する。(解説/宇梶剛士)

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骸骨ビルの庭(上)

宮本 輝

講談社/630円(税込)

今もチャッピー、ナナ、トシ坊、マコちゃんと愛称で呼び合う孤児の仲間たちが、「パパちゃん」について語ったこと。

大阪・十三(じゅうそう)に戦前からある通称「骸骨ビル」。戦後の混乱期に住み着いて、オーナーの阿部轍正と茂木泰造に育てられた孤児たちを立ち退かせるために三人目の担当者として送り込まれた八木沢省三郎は、一筋縄ではいかなそうに見える彼らの話に耳を傾けるうちに、困難だったであろう日々を思い描くようになる。

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召抱 - 奥右筆秘帳 -

上田 秀人

講談社/649円(税込)

奪え、奥右筆の盾を!
権をめぐる暗闘の渦中にいる併右衛門(へいえもん)と衛悟(えいご)。定信の執念が、瑞紀(みずき)との仲を引き裂くか!?復権を狙う松平定信は、奥右筆潰しを画策。しがない武家の次男、柊衛悟にありえない新規召し抱えの話が。併右衛門の一人娘瑞紀との婚約も消滅してしまうのか。筆を武器とする奥右筆の虚を衝かれた併右衛門に、幕府転覆を企てる闇の僧兵らも襲いかかる! 人気爆発シリーズ、波瀾の第九巻!

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晩節 - 密命・終の一刀 -

佐伯 泰英

祥伝社/680円(税込)

シリーズ堂々完結
金杉惣三郎、最後の戦い!剣者として、父として、今明かされる真実とは?
上覧剣術大試合から5年──。金杉惣三郎(かなすぎそうざぶろう)は、故郷・豊後相良(ぶんごさがら)に隠れ住んでいた。しかし、再び暗躍する影を感じ、陰謀の根源を絶つべく因縁(いんねん)の地・尾張(おわり)へと向かう決意をする。一方、倅(せがれ)・清之助(せいのすけ)も吉宗(よしむね)の密命を受け、同地に向かっていた!死闘の果て、惣三郎は何を想い、何を守るのか?そして江戸のしの、みわ、結衣(ゆい)は……。大河巨編が今、圧巻の終極へと達する!

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ビブリア古書堂の事件手帖 - 栞子さんと奇妙な客人たち -

三上 延

アスキー・メディアワークス/619円(税込)

その美しい女性は優れた古書の知識で、謎と秘密を解き明かす

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋 「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない、若くきれいな女性だ。だが、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。
 だが、古書の知識は並大抵ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは栞子と奇妙な客人が織りなす、“古書と秘密”の物語である。

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新着

万能鑑定士Qの推理劇(I)

松岡 圭祐

角川書店/539円(税込)

天然少女だった凜田莉子は、その感受性を役立てるすべを知り、わずか5年で驚異の頭脳派に成長する。次々と難事件を解決する莉子に謎の招待状が…。初めての方も是非この作品からお読みください。Qシリーズ決定版!!

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変死体(上)

パトリシア・コーンウェル:著/池田 真紀子:訳

講談社/899円(税込)

白昼の不可解な死!スカーペッタ、最大の苦悩。若者は、生きたままモルグに安置されたのか。

スカーペッタが責任者に就任した法病理学センターがある街で、犬と散歩中だった若者が心臓発作で倒れ、死亡が確認された。だが、外傷のなかった遺体から、翌日、大量に流血していることがわかった。それは彼が生きたままモルグの冷蔵室に入れられたことを意味していた! 緊迫の『検屍官』シリーズ第18弾。

この作品はフィクションではありますが、SF(サイエンスフィクション)ではありません。登場する最新の医学/法医学のプロセスやそのほかの科学技術、武器などは、いずれも明日にも実現しようとしているものばかりです。なかには、深い不安をかき立てるものもあるでしょう。それでも、決して遠い現実ではないのです。――(パトリシア・コーンウェル)

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アイスクリン強し

畠中 恵

講談社/579円(税込)

西洋菓子は開化の夢――。
明治の築地居留地近く、甘い香り漂う風琴屋(ふうきんや)。今日もまた、お菓子目当ての若様たちが集って嵐が巻き起こる!お江戸が東京へと変わり、ビスキット、アイスクリン、チヨコレイトなど西洋菓子が次々お目見え。築地の居留地で孤児として育った皆川真次郎は、念願の西洋菓子屋・風琴屋を開いた。今日もまた、甘いお菓子目当てに元幕臣の警官たち「若様組」がやってきて、あれやこれやの騒動が……。キュートな文明開化(スイーツ)物語。

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変死体(下)

パトリシア・コーンウェル:著/池田 真紀子:訳

講談社/899円(税込)

思いがけない結末!
その男をモンスターに変えたのはおまえ。
陰惨な現場は「何かがおかしい」と語りかける。事件発覚直後に失踪した検死担当の副局長・フィールディングは、別の殺人事件でも不可解な行動を見せるなど、疑惑が次々に浮上。一方、スカーペッタは、遺体のあまりの不可解さに死因を特定することすらできない。部下に向けられた疑惑によって苦悩し、周囲から孤立する彼女は、真相にたどり着けるのか?