2011.11.21~2011.11.27

1
↑

鉄の骨

池井戸 潤

講談社/879円(税込)

会社がヤバい。彼女とヤバい。

次の地下鉄工事、何としても取って来い。――「談合」してもいいんですか?

中堅ゼネコン・一松組の若手、富島平太が異動した先は“談合課”と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾く――技術力を武器に真正面から入札に挑もうとする平太らの前に、「談合」の壁が。組織に殉じるか、正義を信じるか。吉川英治文学新人賞に輝いた白熱の人間ドラマ!

2
↑

モダンタイムス(上)

伊坂 幸太郎

講談社/590円(税込)

検索から、監視が始まる。
「人は知らないものにぶつかった時、何をするか?」「検索する」「それ、見張られてんだぞ」
恐妻家のシステムエンジニア・渡辺拓海が請け負った仕事は、ある出会い系サイトの仕様変更だった。けれどもそのプログラムには不明な点が多く、発注元すら分からない。そんな中、プロジェクトメンバーの上司や同僚のもとを次々に不幸が襲う。彼らは皆、ある複数のキーワードを同時に検索していたのだった。

3
→

楊令伝(6) - 徂征の章 -

北方 謙三

集英社/630円(税込)

南北動乱は終結。梁山泊、宋との全面対決へ。
南北の戦いが終結し、方臘は死亡。宋、梁山泊ともに力を蓄える時期が訪れた。扈三娘は、子供が消えたという報せを受け洞宮山に駆けつけるが、聞煥章の奸計に嵌まってしまう。(解説/吉田戦車)

4
→

警視庁情報官 トリックスター

濱 嘉之

講談社/709円(税込)

複雑に絡んだ詐欺の連鎖――「また一つ繫がった……!」
こんな警察小説、読んだことがない!汚い詐欺師(トリックスター)たちが、裏社会で手を結んでいたとしたら?警視庁情報室の黒田は、複雑な詐欺の連鎖を一網打尽にしようと、財閥婦人、新興宗教家、大物代議士らを追及していったが……。社会の実相を見据えた描写と、警察小説史上類を見ないエピローグに度肝を抜かれる、唯一無二の情報エンターテインメント!

5
↑

モダンタイムス(下)

伊坂 幸太郎

講談社/689円(税込)

仕組みを知る勇気はあるか?
「考え続けるんだ」「何を?」「見て見ぬふりをしないで、立ち向かう方法を」
5年前の惨事――播磨崎中学校銃乱射事件。奇跡の英雄・永嶋丈は、いまや国会議員として権力を手中にしていた。謎めいた検索ワードは、あの事件の真相を探れと仄めかしているのか?追手はすぐそこまで大きなシステムに覆われた社会で、幸せを掴むには――問いかけと愉しさの詰まった傑作エンターテイメント!

6
↑

ガリレオの苦悩

東野 圭吾 

文藝春秋/680円(税込)

「悪魔の手」を名乗る人物からの犯行予告。
警視庁のみならず湯川学を名指しで挑発する犯人の意図とは?
大人気シリーズ待望の文庫化

7
↓

針いっぽん - 鎌倉河岸捕物控(19) -

佐伯 泰英

角川春樹事務所/720円(税込)

宗五郎たちが湯治旅からもどり、鎌倉河岸がいつもの賑わいを取り戻した夜、政次らは、御堀端で神田橋御門から出てきた二艘の不浄船を目撃する。その翌日、政次の通う道場に加納傳兵衛と名乗る者が現れ、政次を相手に殺気を伴う立合いを見せるのだった。やがて、加納が御鈴廊下目付であることが判明し、大奥女中に奉公に出ていた古町町人の娘・お初が、城中で成敗されていたことが金座裏にしらされる。お初の無念の死を知った政次らは、禁断の探索に乗り出すが――。シリーズ十周年の記念すべき時代長篇。

8
新着

鬼の跫音

道尾 秀介

角川書店/539円(税込)

祭りの夜に繰り返される20年前の悲劇、鈴虫だけが見ていた過去の完全犯罪、蝶に導かれて赴いた村で起きた猟奇殺人事件……。6つの"S"が紡ぐ不穏と奇想の物語。読むごとに驚愕と戦慄に囚われてゆく異色の作品集!

9
↓

マネー・ボール

マイケル・ルイス:著/中山 宥:訳

武田ランダムハウスジャパン/798円(税込)

ブラッド・ピット主演で映画化決定!
トップ次第で組織も変わる!
既成概念を打ち破った男の組織革命。
メジャー屈指の低予算チームが強豪になれた理由とは――?

マスコミ等で大絶賛され、スポーツノンフィクションの枠を超え、広くビジネス書としても読み継がれているロングセラー作品!あらゆるメディアで話題を呼んだマイケル・ルイスの最高傑作『マネー・ボール』、著者本人による文庫版あとがき『ベースボール宗教戦争』、丸谷才一の解説『思考と生き方のためのマニュアル』を加えて遂に文庫化!

メジャーリーグの球団アスレチックスの年棒トータルはヤンキースの3分の1でしかないのに、成績はほぼ同等。
この不思議な現象はゼネラルマネージャーのビリー・ビーンの革命的な考え方のせいだ。その魅力的な考え方はなんにでも応用できる。 マイケル・ルイスはこの本で、その考え方を、切れ味のいい文体で、伝記を書くように書いた。 ここには選手たちがだどる数々の人生の感動と、人が生きていくための勇気が溢れている。「最高の野球ノンフィクション! 第一に題材が素晴らしい。第二に書き方がうまい」――丸谷才一

10
新着

これからの「正義」の話をしよう - いまを生き延びるための哲学 -

マイケル・サンデル:著/鬼澤 忍:訳

早川書房/945円(税込)

2012年春刊行の次作『それをお金で買いますか』より、「序章」を先行収録!時ならぬ哲学ブームに火をつけた空前の大ベストセラー、待望の文庫化。
 
「1人を殺せば5人が助かる。あなたはその1人を殺すべきか?」。正解のない究極の難問に挑み続ける、ハーバード大学の超人気哲学講義"JUSTICE"。経済危機から大災害にいたるまで、現代を覆う苦難の根底には、つねに「正義」をめぐる哲学の問題が潜んでいる。サンデル教授の問いに取り組むことで見えてくる、よりよい社会の姿とは?NHK「ハーバード白熱教室」とともに社会現象を巻き起こした大ベストセラー、待望の文庫化。