PUSH!1st ブックファーストの一押し本

「デッドエンド」

絶対読得宣言!

デッドエンド

無期懲役囚の脱獄には隠された目的が・・・。 読み進めるごとに見えてくる真実に
イッキ読み必至の手に汗握る冒険活劇
柴田 哲孝 著
双葉社/713円+税

IQ172の脱獄犯VS公安警察――無罪を証明するために男は極限の戦いに挑む。笠原武大は妻を殺害した罪で千葉刑務所に服役していたが、綿密な計画を練って脱獄。「あるもの」を手にするため、北を目指す。一方、捜査の指揮を執る警察庁公安課の田臥警視は、畑違いの自分が追っ手に選ばれたことに疑問を抱いていた。追う者と追われる者、それぞれの思惑と疑念が交差するなか、笠原の娘が誘拐されてしまう。黒幕は誰か、真実はどこにあるのか――胸が熱くなり、涙あふれる傑作ハードボイルド小説

作家柴田 哲孝さん

<著者来歴>

1957年東京都生まれ。日本大学芸術学部中退。86、87年、パリ~ダカール・ラリーに参戦。2006年『下山事件 最後の証言』で第59回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞し、07年『TENGU』で第9回大藪春彦賞を受賞。『クラッシュマン』『リベンジ』など著書多数。

【著者】柴田 哲孝さんのコメント

ストーリーは、1人の囚人の脱獄シーンから幕を開ける。
男はなぜ、罪を犯したのか――。男はなぜ、刑務所を脱獄したのか――。
脱獄犯を追う、警察庁公安サクラの2人の刑事。前後して発生した、犯人の1人娘の誘拐事件。背後に蠢く巨悪の影。連続する事件の裏で、いったい何が起きているのか――。個性的な登場人物からも、目が離せない。主人公の笠原武大は、IQ172の元ジャーナリスト。その卓抜した頭脳と身体能力をもって警察の包囲網を突破し、逃走を続ける。誘拐された娘の萌子も、父譲りの知能を持つ天才少女だ。得意のパソコンを駆使して犯行グループを翻弄し、逆襲する。さらに逃走する笠原を助ける恋人の有美子、事件の捜査を指揮する田臥健吾警視、謎の殺し屋カウボーイが三つ巴、四つ巴になって怒涛のノンストップアクションを展開。
衝撃のラストシーンまで、一気に突っ走ります!

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